入力翻訳

入力翻訳を使うと、使っているアプリのチャット欄から、ほかの言語を話す相手にメッセージを送れます。フローティングの入力ボックスに自分の言語で入力すると、AI Translator がパソコン上で翻訳し、その翻訳をチャット欄に貼り付けるので、確認してから送信します。

更新日 2026年10月22日
ショートカット
macOS は ⌃⌥G、Windows は Ctrl+Alt+G
「設定 › ショートカット」で変更できます
プラン
有効なすべてのプラン
お試し期間中の Free も含みます。翻訳時間は使いません
言語
English、中文、日本語、한국어、Tiếng Việt
初期設定では、話している相手の言語
長さ
1 つのメッセージにつき 4000 文字まで
長すぎる行は分けてください
ネットワーク
不要
パソコン上で翻訳します
macOS の自動貼り付け
アクセシビリティの許可が必要
許可がない場合は、翻訳をコピーするので自分で貼り付けます

入力翻訳はどのように動きますか?

  1. 使っているアプリ(Messenger、Slack、Zalo、Zoom のチャット…)のチャット欄を、これから入力するときのようにクリックします。
  2. macOS では ⌃ + ⌥ + G、Windows では Ctrl + Alt + G を押します。マウスポインターのある画面の中央に入力翻訳のボックスが表示され、カーソルはすでにその中にあります。チャットアプリは前面のままで、チャット欄の内容もそのままです。
  3. 自分の言語でメッセージを入力します。0.5 秒ほど手を止めると、AI Translator が入力したものすべてを翻訳し、翻訳ができあがるにつれて下に表示されます。続けて入力すると、もう一度翻訳します。
  4. Enter を押します。入力ボックスが閉じ、カーソルがチャット欄に戻って、そこに翻訳が貼り付けられます。まだ何も送信されていません。
  5. チャット欄の翻訳を確認し、必要なら直してから、(チャットアプリで)Enter を押して送信します。
入力翻訳のボックス:入力欄に日本語のメッセージ、その下に英語訳、下部に Enter:貼り付け · Shift+Enter:改行 · Esc:閉じる
翻訳ができた入力翻訳のボックス:Enter を押すとチャット欄に貼り付けられます。

入力ボックスの上の行には、翻訳先の言語と処理の状態が表示されます:「モデルを読み込んでいます…」(アプリがしばらく使われていなかったあとの最初)、「翻訳中…」、またはメッセージがすでに翻訳先の言語で書かれている場合は「すでにEnglishです」(このとき Enter を押すと、入力したとおりに貼り付けます)。翻訳がまだ入力内容に追いついていないあいだは、翻訳が薄く表示されます。

Esc、ショートカット、またはボックスの外をクリックして入力ボックスを閉じても、下書きは残ります。もう一度開くとテキストはそのままで、上から入力できるようすでに選択されています。貼り付けたあとはボックスが空になり、アプリを終了すると下書きは失われます。

字幕と同じく、モデルのダウンロードが必要です。

入力翻訳は字幕と同じ翻訳モデルを使うため、モデルパックのダウンロードが必要です(設定 › モデル)。字幕を表示しているあいだも使えますが、その場合、メッセージを翻訳するたびに字幕の表示が少し遅れることがあります。入力翻訳では用語集は使われません。

入力ボックスのキー

キー動作
Enter翻訳をチャット欄に貼り付けます。翻訳中なら、翻訳が終わってから貼り付けます。翻訳に失敗した場合はもう一度翻訳します。翻訳に失敗したあとに、アプリが元のテキストを貼り付けることはありません。ボックスが空のときは、ボックスを閉じます。
Shift+Enter改行します。各行は別々に翻訳され、翻訳でも行は保たれます。
Esc貼り付けずに入力ボックスを閉じ、下書きは残します。
⌃ + ⌥ + G / Ctrl + Alt + G入力ボックスが開いているとき:Esc と同じようにボックスを閉じます。
ボックスの外をクリックEsc と同じようにボックスを閉じます。

日本語、中国語、韓国語の入力で入力方式が文字を変換しているあいだは、Enter は文字を確定するだけで、貼り付けはしません。ショートカットは設定 › ショートカットの「入力翻訳を開く」の行で変更できます(字幕バーとショートカットをご覧ください)。

どの言語に翻訳しますか?

初期設定では、話している相手の言語に翻訳します。これは字幕の設定から決まります:「自動では、字幕の設定から相手の言語を使います。会議の言語が 1 つだけならその言語、それ以外は English(字幕が English の場合は Tiếng Việt)です。」たとえば、字幕を日本語で読み、音声の言語を英語に固定している場合、入力翻訳は英語に翻訳します。

いつも同じ言語を使うには、設定 › 入力翻訳を開き、翻訳先の言語で選びます:「自動(現在:…)」または 5 つの言語のどれかです。このグループには入力翻訳をオンにするスイッチもあり、オフにすると入力ボックスのショートカットは何もしません(選んだショートカットは保たれます)。

入力翻訳の設定グループ:入力翻訳をオンにするスイッチ、翻訳先の言語は自動、チャット欄に自動で貼り付けるスイッチ、許可済みと表示されたアクセシビリティの許可の行とアクセシビリティ設定を開くボタン
macOS の「設定 › 入力翻訳」。

macOS の自動貼り付け:アクセシビリティの許可

翻訳をほかのアプリに代わりに貼り付けるために、macOS はアクセシビリティの許可を求めます。AI Translator がこれを使うのは、入力中のチャット欄に貼り付けの ⌘V キーを送るためだけです。アプリがほかのアプリのテキストや内容を読むことはありません。

  1. 許可がない状態で初めて Enter を押すと、入力ボックスは開いたままになります。翻訳はコピーされていて、ボックスには「翻訳をコピーしました。自動で貼り付けるには、アクセシビリティで AI Translator を許可してください。すでにオンなのにこの表示が出る場合(アップデート後によくあります)は、「自動貼り付けをオンにする」を押すと許可が更新されます。」と表示されます。Enter か Esc を押し、チャット欄で自分で ⌘V を押して貼り付けることもできます。
  2. 自動貼り付けをオンにするを押します。macOS が「システム設定 › プライバシーとセキュリティ › アクセシビリティ」を開くので、AI Translator のスイッチをオンにします。
  3. 許可したくない場合は常にコピーのみを押します。以後、Enter は翻訳をコピーして入力ボックスを閉じるだけになり、⌘V で貼り付けます。元に戻すには設定 › 入力翻訳 › チャット欄に自動で貼り付けるで変更します。

許可の状態は「設定 › 入力翻訳」のアクセシビリティの許可の行(「許可済みです。」または「許可されていません。…」)に、アクセシビリティ設定を開くボタンとともに表示されます。

アプリを更新したあと、許可をもう一度オンにする必要があることがあります。

macOS 版はまだ Apple の開発者証明書で署名されていないため、更新のたびに macOS が AI Translator を別のアプリとして扱うことがあります。アクセシビリティの項目はオンのままなのに、アプリは許可されていないと表示し続けます。バージョン 0.1.14 からは、自動貼り付けをオンにする(許可のボックス内)またはアクセシビリティ設定を開く(設定内)を押すと、アプリが古い許可を自分で消すので、スイッチをもう一度オンにするだけで済みます。それより古いバージョンでは、一覧から AI Translator を削除し(− ボタン)、もう一度追加してください(+ ボタン)。スイッチをオフにしてオンに戻すだけでは直りません。許可が得られるまでも、入力翻訳は翻訳をコピーするので、自分で貼り付けられます。

Windows の場合

Windows では許可は不要です。Enter を押すと、AI Translator はチャットしていたウィンドウを前面に戻し、Ctrl+V を送ります。そのウィンドウが閉じていたり、時間内に前面に来なかったりした場合は、アプリは翻訳をコピーするだけで(ほかのウィンドウにキーを送ることはしません)、自分で Ctrl+V を押して貼り付けられます。

制限と貼り付けに失敗したとき

  • 試した環境:macOS の Chrome と Safari のブラウザー、テキストエディット、メモ、Slack、Teams、Telegram(3 つのチャットアプリでは自分自身とのプライベートチャットだけ)。すべてのチャットアプリを試したわけではありません。貼り付けは入力中の欄に ⌘V(Ctrl+V)を送るしくみなので、貼り付けを受け付ける欄ならたいてい動きます。おかしな動きをするアプリがあれば、お問い合わせページからお知らせください。
  • 翻訳はいつもクリップボードにあります。貼り付けたあとも、翻訳はクリップボードに残ります(それまでの内容は置き換わります)。チャット欄にテキストが出てこない場合は、チャット欄をクリックして、自分で ⌘V か Ctrl+V を押して貼り付けてください。
  • 自動の貼り付けを受け付けない欄もあります:パスワードの欄(macOS はほかのアプリから送られたキーをそこではブロックします)、Windows で管理者として実行しているアプリ、貼り付けをブロックするアプリです。アプリはこれらを見分けられません。
  • 1 つのメッセージにつき 4000 文字まで。1 行が長すぎると、入力ボックスに「1 行が長すぎて翻訳できません。複数の行またはメッセージに分けてください。」と表示されます。
  • 翻訳に失敗した:入力ボックスに「翻訳できませんでした。Enter を押してもう一度お試しください。」と表示されます。
  • ショートカットで入力ボックスが開かない:「設定 › 入力翻訳」がオンになっているか確認してください。Windows ではほかのアプリがそのショートカットを使っていることがあり(「設定 › ショートカット」に登録されていないと表示されます)、その場合は別のものを選びます。macOS でほかのアプリも ⌃⌥G を使っている場合は、どちらかのショートカットを変更してください。

ほかのエラー(モデルがダウンロードされていない、お試しが終了した、キーがロックされた)は、入力ボックスに、アプリの該当する画面を開くボタンとともに表示されます。トラブルシューティングもご覧ください。

入力したテキストはどこに行きますか?

どこにも行きません。入力したテキストとその翻訳は、パソコン上の AI Translator のメモリにだけ置かれます。ネットワークに送られず、ディスクに書き込まれず、ログやエラーレポートにも入りません。アプリは貼り付けるために翻訳をクリップボードに書き込むだけで、クリップボードやほかのアプリのテキストを読むことはありません。データとセキュリティをご覧ください。